NPO設立時の、法人命名の意味

NPO法人子ども達の自立を支援するネットワーク
そこで、当NPO法人では、18歳で卒業していく「里子たち」が就職できる場所 =里子優先の作業所や会社を立ち上げたいと思っています。

また、一緒に住み込んで、緩やかな家族を作れるような「グループホーム」の設立も必須でしょう。

もちろん、ファミリーホームの設立も大切です。
しかしこの5年で学んだことは、住む家を見つけても、つまり巣箱があっても、親鳥がいなければ何も始まらないということです。 家だけがあっても、里親さんがいなければ、ファミリーホームは成り立ちません。
もっとも重要な活動の一つは、「自分も里親になって、人の子どもを育ててみよう」「人類は実はみな一つのルーツを持った家族なのである」という考え方を遍く伝えていくことでしょう。
そして、次に、私たちに縁付いてくれた子どもの生涯を肉親として支えることができる共同体を作るという大構想です。

思えば、震災後、何かに憑かれたように、支援を志し、借家をしてまで、子どもたちが心安らかに過ごせる場を作りたいと願ったものでした。
その時、この構想をご相談させていただいた、特定非営利活動法人・陽だまり理事長(滋賀県野洲市 茗荷村共同体)の摂津襄先生は、 「家を提供するだけではだめだ。子どもらの、生涯においての人としての自立を支えるものでなければ意味がない。」 とおっしゃったのでした。

そのため、少し長いですが、意味のとおり、子どもたちの自立を支援するネットワークという名前になったわけです。